作成又は改訂年月   ** 2018年10月改訂 (第4版)
* 2016年12月改訂

日本標準商品分類番号
873112
活性型ビタミンD3製剤
カルフィーナカプセル3μg
カルフィーナカプセル3μg
販売名コード 
3112001M4177
承認番号 22200AMX00683
商標名 CALFINA
薬価基準収載年月  2010年11月 
販売開始年月  2010年11月 
貯法・使用期限等 
貯法  遮光した気密容器、室温保存
使用期限  包装箱に表示。
使用期限を過ぎた製品は使用しないこと。
規制区分 
劇薬 
【組成】
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有効成分  1カプセル中、アルファカルシドール3μg
添加物  中鎖脂肪酸トリグリセリド
カプセル剤皮:
ゼラチン、濃グリセリン、パラオキシ安息香酸エチル、パラオキシ安息香酸プロピル、酸化チタン、黄色5号
【性状】
 
剤形  球形の軟カプセル剤
色  淡橙色不透明
重さ  約234mg
カプセルの内容物は、無色〜淡黄色澄明の油性液である。

一般的名称
 
アルファカルシドール
【効能又は効果】Topに戻る
 
下記疾患におけるビタミンD代謝異常に伴う諸症状(低カルシウム血症、テタニー、骨痛、骨病変等)の改善
・慢性腎不全
・副甲状腺機能低下症
・ビタミンD抵抗性クル病・骨軟化症
用法及び用量
 
本剤は患者の血清カルシウム濃度の十分な管理のもとに、投与量を調整する。
・慢性腎不全の場合  通常、成人1日1回アルファカルシドールとして0.5〜1.0μgを経口投与する。
ただし、年齢、症状により適宜増減する。
・副甲状腺機能低下症、その他のビタミンD代謝異常に伴う疾患の場合  通常、成人1日1回アルファカルシドールとして1.0〜4.0μgを経口投与する。
ただし、疾患、年齢、症状、病型により適宜増減する。
(小児用量)  通常、小児には1日1回アルファカルシドールとして0.05〜0.1μg/kgを経口投与する。
ただし、疾患、症状により適宜増減する。
【使用上の注意】Topに戻る
重要な基本的注意
 
1.
過量投与を防ぐため、本剤投与中、血清カルシウム値の定期的測定を行い、血清カルシウム値が正常値を超えないよう投与量を調整すること。
2.
高カルシウム血症を起こした場合には、直ちに休薬する。休薬により血清カルシウム値が正常域に達したら、減量して投薬を再開する。
相互作用
〔併用注意〕
(併用に注意すること)
薬剤名等臨床症状・措置方法機序・危険因子
マグネシウムを含有する製剤(酸化マグネシウム、炭酸マグネシウム等) 高マグネシウム血症が起きたとの報告がある。 不明
ジギタリス製剤(ジゴキシン等) 不整脈があらわれるおそれがある。 本剤により高カルシウム血症が発症した場合、ジギタリス製剤の作用が増強される。
カルシウム製剤(乳酸カルシウム水和物、炭酸カルシウム等) 高カルシウム血症があらわれるおそれがある。 本剤は腸管でのカルシウムの吸収を促進させる。
ビタミンD及びその誘導体(カルシトリオール等) 高カルシウム血症があらわれるおそれがある。 相加作用
PTH製剤(テリパラチド) 高カルシウム血症があらわれるおそれがある。 相加作用
副作用
副作用等発現状況の概要
 
本剤は使用成績調査等の副作用発現頻度が明確となる調査を実施していない。
重大な副作用
 
1.
急性腎不全  ((頻度不明)) 血清カルシウム上昇を伴った急性腎不全があらわれることがあるので、血清カルシウム値及び腎機能を定期的に観察し、異常が認められた場合には、投与を中止するなどの適切な処置を行うこと。
2.
肝機能障害、黄疸  ((頻度不明)) AST(GOT)、ALT(GPT)、Al-Pの上昇等を伴う肝機能障害、黄疸があらわれることがあるので、観察を十分に行い、異常が認められた場合には投与を中止し、適切な処置を行うこと。
その他の副作用
 
消化器  ((頻度不明)) 食欲不振、悪心・嘔気、嘔吐、腹部膨満感、下痢、便秘、胃痛、消化不良、口内異和感、胃部不快感、口渇等
精神神経系  ((頻度不明)) 頭痛・頭重、不眠・いらいら感、脱力・倦怠感、めまい、耳鳴り、老人性難聴、背部痛、下肢のつっぱり感、しびれ感、眠気、記憶力・記銘力の減退、肩こり、胸痛等
循環器  ((頻度不明)) 軽度の血圧上昇、動悸
肝臓  ((頻度不明)) AST(GOT)、ALT(GPT)、LDH、γ-GTPの上昇
腎臓  ((頻度不明)) BUN、クレアチニンの上昇(腎機能の低下)、腎結石
皮膚  ((頻度不明)) そう痒感、発疹、熱感
  ((頻度不明)) 結膜充血
  ((頻度不明)) 関節周囲の石灰化(化骨形成)
その他  ((頻度不明)) 嗄声、浮腫
その他の副作用の注意
 
以上のような副作用が認められた場合には、減量・休薬など適切な処置を行うこと。
高齢者への投与
 
一般に高齢者では生理機能が低下しているので用量に注意すること。
妊婦、産婦、授乳婦等への投与
 
1.
妊婦又は妊娠している可能性のある婦人には、治療上の有益性が危険性を上回ると判断される場合にのみ投与すること。[ヒト妊娠中の投与に関する安全性は確立していない。動物実験(ラット)で大量投与の場合、胎児化骨遅延等がみられている。]
2.
授乳中は投与を避けることが望ましいが、やむを得ず投与する場合には授乳を避けさせること。[授乳婦への投与に関する安全性は確立していない。動物実験(ラット)で授乳による新生児への移行率は、母動物投与量の1/20に相当する。]
小児等への投与
 
小児に投与する場合には、血清カルシウム値等の観察を十分に行いながら少量から投与を開始し、漸増投与するなど、過量投与にならぬよう慎重に投与すること。[幼若ラット経口投与における急性毒性は成熟ラットに比べ強くあらわれている。]
適用上の注意
 
薬剤交付時  PTP包装の薬剤はPTPシートから取り出して服用するよう指導すること。[PTPシートの誤飲により、硬い鋭角部が食道粘膜へ刺入し、更には穿孔をおこして縦隔洞炎等の重篤な合併症を併発することが報告されている。]
その他の注意
 
高リン血症のある患者に投与する場合はリン酸結合剤を併用し、血清リン値を下げること。
【薬物動態】Topに戻る
 
〈生物学的同等性試験〉1)  カルフィーナカプセル3μgと標準製剤を、クロスオーバー法によりそれぞれ1カプセル(アルファカルシドールとして3μg)健康成人男子に絶食単回経口投与して血清中1α,25-(OH)2D3(主活性代謝物)濃度を測定し、得られた薬物動態パラメータ(AUC、Cmax)について90%信頼区間法にて統計解析を行った結果、log(0.80)〜log(1.25)の範囲内であり、両剤の生物学的同等性が確認された。

血清中濃度並びにAUC、Cmax等のパラメータは、被験者の選択、体液の採取回数・時間等の試験条件によって異なる可能性がある。
【有効成分に関する理化学的知見】Topに戻る
 
一般名  アルファカルシドール(Alfacalcidol)
分子式  C27H44O2
分子量  400.64
構造式 
化学名  (5Z,7E)-9,10-Secocholesta-5,7,10(19)-triene-1α,3β-diol
性状  白色の結晶又は結晶性の粉末である。
メタノール、エタノール(95)、エタノール(99.5)又はクロロホルムに溶けやすく、アセトン又はジエチルエーテルにやや溶けやすく、水又はヘキサンにほとんど溶けない。
空気又は光によって変化する。
融点  137〜142℃
【取扱い上の注意】Topに戻る
 
〈安定性試験〉2)  最終包装製品を用いた加速試験(40℃、相対湿度75%、6ヵ月)の結果、カルフィーナカプセル3μgは通常の市場流通下において3年間安定であることが推測された。
【包装】Topに戻る
 
PTP100カプセル(10カプセル×10)
【主要文献及び文献請求先】Topに戻る
主要文献
 
1.
共和薬品工業株式会社 社内資料:生物学的同等性試験
2.
共和薬品工業株式会社 社内資料:安定性試験
文献請求先
 
**,*主要文献に記載の社内資料は下記にご請求下さい。
共和薬品工業株式会社 学術情報課
〒530-0005 大阪市北区中之島3-2-4
0120-041-189
FAX 06-6121-2858
【製造販売業者等の氏名又は名称及び住所】
 
**製造販売元
共和薬品工業株式会社
大阪市北区中之島3-2-4