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アマンタジン塩酸塩錠100mg「杏林」 アマンタジン塩酸塩細粒10%「杏林」 |
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アマンタジン塩酸塩錠・細粒 |
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パーキンソン症候群 | |
脳梗塞後遺症に伴う意欲・自発性低下の改善 | |
A型インフルエンザウイルス感染症 |
「A型インフルエンザウイルス感染症」に本剤を用いる場合 | |||||||||||||||||
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パーキンソン症候群の場合 | |
通常、成人にはアマンタジン塩酸塩として初期量1日100mgを1〜2回に分割経口投与し、1週間後に維持量として1日200mgを2回に分割経口投与する。 | |
なお、症状、年齢に応じて適宜増減できるが、1日300mg3回分割経口投与までとする。 | |
脳梗塞後遺症の場合 | |
通常、成人にはアマンタジン塩酸塩として1日100〜150mgを2〜3回に分割経口投与する。 | |
なお、症状、年齢に応じて適宜増減する。 | |
A型インフルエンザウイルス感染症の場合 | |
通常、成人にはアマンタジン塩酸塩として1日100mgを1〜2回に分割経口投与する。 | |
なお、症状、年齢に応じて適宜増減する。 | |
ただし、高齢者及び腎障害のある患者では投与量の上限を1日100mgとすること。 |
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薬剤名等 | 臨床症状・措置方法 | 機序・危険因子 |
抗パーキンソン剤 レボドパ 抗コリン剤 プラミペキソール タリペキソール ドロキシドパ 中枢興奮剤 メタンフェタミン 等 食欲抑制剤 マジンドール | 幻覚、睡眠障害等の副作用が増強されることがあるので用量に注意すること。 | いずれも中枢神経系刺激作用を有するため。 |
抗パーキンソン剤 プラミペキソール | ジスキネジー、幻覚等の副作用が増強することがある。 | 併用により双方あるいはいずれかの薬剤の腎尿細管分泌が減少し、腎クリアランスが低下することがある。 |
チアジド系利尿剤 カリウム保持性利尿剤 | 本剤の作用が増強され、錯乱、幻覚、失調、ミオクロヌス等の副作用があらわれたとの報告があるので用量に注意すること。 | 本剤の腎排泄が低下し血中濃度の上昇を起こすため。 |
NMDA受容体拮抗剤 メマンチン等 | 相互に作用を増強させるおそれがある。 | 両薬剤ともNMDA受容体拮抗作用を有するため。 |
本剤は使用成績調査等の副作用発現頻度が明確となる調査を実施していない。 |
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精神神経系 (副作用(頻度不明)) 睡眠障害、眠気、不安、気分高揚、激越、失調、興奮、めまい、頭痛・頭重、神経過敏、集中力障害、不随意運動(振戦、ジスキネジー等)、欲動亢進、言語障害、歩行障害の悪化、抑うつ、失見当識、躁状態、悪夢 | |
眼 (副作用(頻度不明)) 視調節障害(霧視等) | |
消化器 (副作用(頻度不明)) 便秘、下痢、食欲不振、悪心・嘔吐、腹痛 | |
自律神経系 (副作用(頻度不明)) 口渇、立ちくらみ(起立性低血圧)、排尿障害 | |
循環器 (副作用(頻度不明)) 血圧低下、動悸 | |
過敏症 (副作用(頻度不明)) 多形滲出性紅斑、発疹 | |
皮膚 (副作用(頻度不明)) 光線過敏症 | |
肝臓 (副作用(頻度不明)) AST(GOT)上昇、ALT(GPT)上昇、Al-P上昇 | |
腎臓 (副作用(頻度不明)) BUN上昇、クレアチニン上昇 | |
その他 (副作用(頻度不明)) 低体温、尿失禁、脱力感・けん怠感、発汗、網状皮斑、下肢浮腫、胸痛、白血球減少 |
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溶出挙動1) アマンタジン塩酸塩錠50mg「杏林」及びアマンタジン塩酸塩錠100mg「杏林」は、日本薬局方外医薬品規格第三部に定められた塩酸アマンタジン錠の溶出規格に適合していることが確認されている。 | |
アマンタジン塩酸塩細粒10%「杏林」は、日本薬局方外医薬品規格第三部に定められた塩酸アマンタジン細粒の溶出規格に適合していることが確認されている。 |
一般名:アマンタジン塩酸塩 (Amantadine Hydrochloride) | |
化学名:Tricyclo[3.3.1.13,7]dec-1-ylamine monohydrochloride | |
構造式: |
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分子式:C10H17N・HCl | |
分子量:187.71 | |
性状 :アマンタジン塩酸塩は白色の結晶性の粉末で、においはなく、味は苦い。ギ酸に極めて溶けやすく、水、メタノール又はエタノール(95)に溶けやすく、ジエチルエーテルにほとんど溶けない。 |
アマンタジン塩酸塩錠50mg「杏林」 | |
PTP :100錠、1200錠 | |
バラ:1200錠 | |
アマンタジン塩酸塩錠100mg「杏林」 | |
PTP :100錠、1200錠 | |
バラ:1200錠 | |
アマンタジン塩酸塩細粒10%「杏林」 | |
バラ:100g、500g、1kg |
1. |
キョーリンリメディオ株式会社社内資料:アマンタジン塩酸塩錠50mg「杏林」・100mg「杏林」・細粒10%「杏林」の溶出性に関する資料
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主要文献に記載の社内資料は下記にご請求下さい。
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キョーリンリメディオ株式会社 学術部
〒920-0017 金沢市諸江町下丁287番地1
TEL 0120-960189
FAX 0120-189099
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販売元
杏林製薬株式会社
東京都千代田区神田駿河台四丁目6番地
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製造販売元
キョーリンリメディオ株式会社
富山県南砺市井波885番地
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